外国人のお客様が来たとき、レジ対応で困ったことはありませんか?英語が得意でなくても使えるレジ英語フレーズや、業種別によくある会計シーンを整理。現場負担を減らす考え方も解説します。
まず押さえたい「レジ対応の基本」英語
レジ対応で使う英語は、実はかなり限られています。すべてを英語で説明しようとせず、会計の流れに沿った最低限の表現を押さえるだけで、多くの場面に対応できます。
特にレジでは、「声かけ」「金額の案内」「支払い方法の確認」「お礼」といった決まったやりとりが中心です。それでは、レジ対応でまず押さえておきたい基本的な英語表現から見ていきましょう。
第一声・会計前のひとこと英語
レジにお客様が来たときの最初の声かけは、会計のスタートを切る大切な場面です。ここでは長い説明は不要で、「これから会計に入ります」という意思が伝われば十分です。
How are you?
(お元気ですか)
Are you ready to check out?
(お会計でよろしいですか)
May I check you out?
(お会計してもよろしいでしょうか)
金額・合計を伝えるときの英語
会計で最も重要なのが、合計金額を正確に伝えることです。ここも表現はほぼ決まっているため、いくつか覚えておけば困りません。
The total is ○○ yen.
(合計は○○円です)
That will be ○○ yen.
(○○円になります)
数字はレジ画面を指さしながら伝えると、英語に自信がなくても誤解が生まれにくくなります。
支払い方法を確認・案内するときの英語
支払い方法の確認は、多くの店舗で必ず発生するやりとりです。難しく考えず、選択肢をシンプルに伝えるのがコツです。
How would you like to pay?
(お支払い方法はいかがなさいますか?)
You can pay by card.
(カードが使えます)
Please insert your card. / Please tap your card.
(カードを差し込んでください。/ カードをタッチしてください。)
Here’s your change.
(こちらがお釣りです。)
利用できる支払い方法は、表示やステッカーで補足しておくと、会話自体を減らすこともできます。
会計後に添える一言英語
会計が終わった後の一言は、店舗の印象を左右します。ここでも、定番表現を使えば十分です。
Thank you.
(ありがとうございます)
Have a nice day.
(良い一日を)
飲食店のレジでよくある英語対応シーン
飲食店では、会計時にいくつか追加で確認が必要になる場面があります。レジで起こりやすいやりとりに絞って整理します。
持ち帰り・店内利用を確認するとき
テイクアウトか店内利用かは、会計前に必ず確認したいポイントです。
For here or to go?
(店内ですか?持ち帰りですか?)
To go?
(持ち帰りですか?)
ジェスチャーや指差しを組み合わせると、より伝わりやすくなります。
追加注文・注文内容を確認するとき
会計時に追加注文がないか確認するケースに使える英語です。
Would you like anything else?
(ほかにご注文はいかがですか?)
Is that everything?
(以上でよろしいですか?)
待ち時間・出来上がりを伝えるとき
商品がすぐに提供できない場合は、待ち時間の目安を伝えることが大切です。
It will take about 5 minutes.
(5分ほどかかります)
Could you wait here?
(こちらでお待ちいただけますか)
アパレル・小売店で迷いやすい英語対応シーン
アパレル・小売店では、レジ対応や接客の中で英語を使う場面が多くあります。特に、支払い方法の確認や店内ルールの案内などは、日本語の感覚のまま英訳すると不自然になりやすく、現場で戸惑うポイントです。
ここでは、アパレル・小売店で迷いやすい英語対応シーンを取り上げ、実際に使える自然なフレーズを紹介します。
並び順・順番を案内するとき
混雑時には、レジの順番案内が必要です。
Please line up here.
(こちらにお並びください。)
One moment, please.
(少々お待ちください。)
Next, please.
(次の方どうぞ。)
袋や包装の有無を確認するとき
レジ袋の有無は、英語でもよく聞かれるポイントです。
Would you like a bag? It’s ¥10.
(袋はお付けしますか?10円です。)
Is this a gift?
(ギフト用ですか?)
サイズ・カラー違いの有無を聞かれたとき
サイズ・カラー違いの有無は、アパレル接客でよく聞かれる質問のひとつです。
We have this in size M and L.
こちらは MサイズとLサイズ がございます。
Yes, we have it in other colors.
はい、ほかのカラーもございます。
Let me check for you.
確認いたしますね。
That size is sold out.
そのサイズは売り切れです。
返品・交換ルールを伝えるとき
返品・交換の説明は、誤解を防ぐことが重要です。
You can return it within 7 days.
(7日以内であれば返品できます)
With the receipt, please.
(レシートが必要です)
The item must be unused.
(未使用品に限ります)
This item cannot be returned or exchanged.
(こちらの商品は返品・交換できません)
可能であれば、ルールを記載した紙や表示も併用しましょう。
商品を渡すとき
最後に商品を渡す場面では、短い一言で十分です。
Here you are.
(どうぞ)
Thank you. Have a nice day!
(ありがとうございます。よい一日を)
宿泊施設のフロント・精算時の英語対応
宿泊施設のフロント業務では、チェックアウト時の精算対応が英語での接客の中心となります。宿泊料金の確認や支払い方法の案内、追加料金の説明など、短いやり取りでも正確さが求められる場面が多くあります。
この章では、フロント・精算時によく使う英語表現を、実際の対応シーン別に紹介します。
チェックアウト時の会計対応
宿泊施設のチェックアウトでは、合計金額の案内や領収書の受け渡しなど、会計に関するやりとりが中心になります。ここでも複雑な説明は必要なく、金額と会計が完了したことが伝われば十分です。まずは、チェックアウト時によく使われる基本的な英語表現を押さえておきましょう。
The total is ○○ yen.
(合計は○○円です)
That will be ○○ yen.
(○○円になります)
Here is your receipt.
(こちらが領収書です)
Thank you for staying with us.
(ご宿泊ありがとうございました)
追加料金・デポジットの説明
宿泊施設では、追加料金やデポジットについて説明が必要になることがあります。細かく伝えようとせず、「追加料金か」「返金されるものか」を簡潔に伝えるだけで十分です。
There is an additional charge.
(追加料金があります)
This is an extra fee.
(こちらは追加料金です)
This is a deposit.
(こちらはデポジットです)
The deposit will be refunded.
(デポジットは返金されます)
レジ英語対応をスムーズにするコツ
英語フレーズを覚えるだけでなく、レジ対応そのものの考え方を整理しておくことで、現場での負担は大きく減ります。すべてを英語で説明しようとせず、よくあるやりとりを型として押さえることがポイントです。無理なく続けられる形をつくることで、英語が苦手でも安定した対応がしやすくなります。
① 会計時のやりとりをテンプレート化する
レジ対応は毎回同じ流れで進みます。
「声かけ → 金額提示 → 支払い確認 → お礼」という型を決めておくことで、英語に迷う場面が減ります。
② レジで出やすい質問を想定する
現場でよく聞かれる質問は限られています。すべてに英語で答えようとせず、「確認する」「表示を見せる」といった対応も選択肢に入れておくことが大切です。あらかじめ想定しておくだけで、急な質問にも落ち着いて対応しやすくなります。
③ 英語が話せなくても対応できる仕組みをつくる
英語力に頼らず、表示や導線で補うことで、会話そのものを減らすことができます。レジ周りを整えることで、スタッフごとの対応差が出にくくなり、英語が苦手な人でも同じ品質で対応できるようになります。結果として、現場全体の負担軽減にもつながります。
まとめ|まずはできる範囲のレジ英語対応から
レジの英語対応を整えることは、現場の不安を減らすだけでなく、外国人のお客様の来店機会を逃さないことにもつながります。すべてを英語で説明しようとする必要はなく、よく使うフレーズを押さえ、会計の流れを型として整理するだけでも、対応のしやすさは大きく変わります。
英語フレーズに加えて、Touch gateのような多言語対応の仕組みを活用することで、英語での説明に頼らず、来店率向上を目指すことも可能です。まずは自店舗に合った方法を選び、無理のない形から整えていきましょう。
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